2020年のことですが、蛹になったことを気付かないうちに羽化してしまった我が家では3代目のカブトムシについて記事にしました。
3年前の夏、子供と一緒にキャンプに行き、そこで早朝にカブトムシを捕まえました。家に持ち帰り、飼っていたところ、そのカブトムシが卵を産み、12匹が成虫になりました。その後、その子たち(2代目)も卵を産み、2020年3月時点で3代目となる25匹の幼虫を飼育していました。
2代目から3代目へ
キャンプ場で捕まえた雌雄2ペア(合計4匹)のカブトムシ(成虫)から、2代目は成虫が12匹、そして、3代目は幼虫(3令幼虫)が25匹育ちました。
2代目の幼虫は2Lのペットボトルの上部をカットしたものに、1匹づつ幼虫を入れて飼育していましたが、3代目はひとつの衣装ケース(385×500×300mm)で25匹の幼虫を飼育する、というやや過密な状態で育てました。カブトムシの幼虫が入った衣装ケースは玄関に設置し、ときどき霧吹きなどで水分を補給していました。そして、2020年3月15日にマット交換をして以降は、水分の補給以外はほぼ放置の状態でした。
(最後のマット交換に関する記事は下記をご参照頂けると幸いです。)
羽化が始まっていました…。
しばらくすると、カブトムシの幼虫が入った衣装ケースから「ガサゴソ」と音がします。衣装ケースの蓋をずらすと、案の定、羽化したカブトムシの成虫が動き回っていました。今回は、蛹の状態や羽化直後の姿を見たかったのですが、既に外骨格は固まり、直ぐにでも飛び出しそうな勢いです。この時外に出ていたのは、雄と雌の2匹でした。日時は2020年6月17日22:00頃です。
後日、マットを少し掘り返してみると蛹の抜け殻が多数みつかりました。
成虫になったカブトムシが次から次へと外へ出てくるので、一旦、昆虫ゼリーを与えて様子をみます。外に出ているカブトムシの外骨格は固まっており、昆虫ゼリーもよく食べます。羽化から既に時間が経っているのかもしれません。
すべての蛹が既に羽化した可能性が高いこと、また、もしも、まだ蛹の状態のままでいる生体がいて、多頭飼育しているがために何かトラブルが起きるといけないと思い、休日(2020年6月21日 日曜日)を待って、確認する(掘り出す)ことにしました。
掘り出し
カブトムシを飼育している衣装ケースを庭に持ち出し、ほぼ90度に傾けることで、一気にマットを崩します。
たまたまなのか、本質的なのか素人なのでよく分からないのですが、マットの上層には雄が多く、仮想には雌が多い気がします。予想通り、蛹の状態の生体はいませんでした。
幼虫25匹中、23匹が無事成虫に!
掘り出した成虫を数えてみました。結果は、雄が14匹、雌が9匹でした。2020年3月15日時点では幼虫が25匹いましたので、そのうち、23匹が無事に成虫になりました。
一部、翅の部分の外骨格に凹みがある個体もいますが、衣装ケースでの多頭飼育で、比較的健全に育ってくれてとてもうれしいです。
4代目に向けて
4代目に向けて、少なくとも交尾後の雌は個別に飼育するのが理想だと思いますが、まずは交尾してもらうために、雄と雌のペアで個別飼育したいと思います。
そこで、サイズが大きそうな雌雄の個体や、色が赤っぽい雌雄の個体をペアにして、飼育ケースに分けることにしましたが、少し問題が………。
カブトムシ用の手作りケージ
2代目の時は、雄と雌が6匹づつの12匹だったので、飼育ケースを最低6個準備すればペア毎に個別飼育することができました。しかし、3代目は雄が14匹、雌が9匹です。雌雄のバランスが悪いのに加え、雌雄のペアが9つできるため、個別飼育しようとすると飼育ケースが最低9個必要になります。
手元には空いている飼育ケースが6,7個しかありません。また、これまでカブトムシは玄関で飼育していたのですが、飼育ケースをたくさん置くためのスペースの確保が必要になります。特に成虫の場合は、少しにおいが気になる面があり、数が増えることで、その懸念がより高まり、家族から何か苦情が出るかもしれません。
そこで、カブトムシの幼虫を飼育していた衣装ケースをベースに、屋外で成虫を飼育するためのケージのようなものを手作りすることにしました。
詳細はこちら👇をご参考にして頂けると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事の動画はこちらになります👇 もし、宜しければご覧ください。
3代目幼虫のマット交換の動画はこちらになります! 幼虫系が苦手な人は閲覧注意です。