i-papax’s blog (いきもの)

子供と一緒に捕獲した様々な生き物を飼育しています。素人ですが、飼育方法など実績を基にした情報を発信いたします。

コクワガタ 繁殖に初挑戦 その1(産卵セットまで)

コクワガタの雄(オス)をノコギリクワガタといっしょに自然採取しました。雌(メス)についてもコクワガタと思われる(素人ゆえ、雌の品種は良くわからないのですが…)個体を自然採取しました。そこで、8月初旬にコクワガタのつがい(雄と雌)がそろったことにして😓、自身では初のコクワガタの繁殖に挑戦することにしました。

はじめに…

これまで子供といっしょに採取したカブトムシの累代飼育をしていましたが、子供は成長とともにカブトムシへの興味がなくなり、今では自分一人で飼育をしています🤨。

カブトムシは数が増えたこともあって、成虫の餌(昆虫ゼリー)代がそれなりに掛かるようになりました。また、特に成虫を玄関で飼育する際、そのニオイが気になると、家族から多少の苦言をいただくこともありました…😭。

カブトムシのことは好きなのですが、より小型なクワガタであれば、餌の消費量が少なく、ニオイがあまり出ないのではないかと思い、クワガタの採取を進めました。その結果、数匹のクワガタを採取することができましたが、雌(メス)についてはコクワガタと思われる個体が1匹しか採取できませんでした。

そこで、8月初旬にコクワガタのつがい(雄と雌)がそろったことにして…😓、自身では初のコクワガタ?!の繁殖に初挑戦することにしました。

採取したクワガタ

2022年の夏の早朝、近所の山に登り、クワガタを4匹採取しました。雄が3匹と雌が1匹です。

採取した雄(オス)のクワガタ

オスはノコギリクワガタが1匹と(おそらく)コクワガタが2匹です。

 

採取した雌(メス)のクワガタ

採取できた雌のクワガタは1匹です。雌のクワガタは、素人ゆえ、正直なところ品種が良く分かりません。ネット情報を自分なりに解釈したところ、どうやらコクワガタのようです。

そこで、8月初旬に雄と雌のコクワガタがそろったことにして、自身では初となるコクワガタの繁殖に挑戦することにしました。

コクワガタの産卵セット

コクワガタの産卵セットを組むにあたり、朽ち木、昆虫マット及び飼育ケースを準備しました。

朽ち木

産卵場所として朽ち木は必要になるようです。

どのようなものを選べば良いのかよく分からないので、今回は、容易に入手できる100均(ダイソー)の『くち木』を利用することにしました。

シイタケ栽培用のホダ木をしているとのことで、パッケージの裏面には「クワガタ虫の産卵用に!」や「カブト虫の幼虫のエサに!」との記載があります。

値段は税込み110円でした。朽ち木は2本用意しました。

ダイソーの朽ち木

昆虫マット

昆虫マットはカインズでPet’s Oneの「昆虫くぬぎマット」を購入しました。

パッケージには良質広葉樹使用と記載されています。クヌギ・ナラの腐木を細かく粉砕した『くぬぎマット』、とのことで、「クワガタ・カブト虫の飼育に。」と記載されています。

また、消臭成分ポリフェノール配合とのことですので、臭いの抑制が期待できそうです。

値段は充填時容量が約11Lで1袋698円です。2袋購入したので、まとめ売りで200円値引きがありました。ですので、実質、一袋の値段は、598円になります。

カインズで購入したくぬぎマット

飼育ケース

飼育ケースは、新たに購入することはせず、既に家にあったものを利用しました。

過去にカブトムシの幼虫を飼育していたものです。水道水で簡単に洗いました。

サイズは約27cm×約16cm×約16cm(横幅×奥行×深さ)です。

ちょうど朽ち木の長手方向が奥行に収まるぐらいの大きさです。

飼育ケース(既存品を流用)

 

朽ち木の処理

購入した朽ち木には一部に固い表皮が付いています。このため、まずは固い表皮を刃物(カッターナイフ)を使って取り除きました。

朽ち木(表皮ありの状態)

朽ち木(表皮を取り除いた状態)

表皮を取り除くとシイタケ栽培の跡が良く目立ちます。

 

次に水分を含ませます。

洗面器に水を入れて、その中に朽ち木を入れましたが、そのままでは朽ち木が浮いてしまうため水分を効率よく吸収しそうにありません😓

そこで重石として庭に落ちていた古木を朽ち木の上に載せました。朽ち木は水の中に沈んで、泡が出ています。これでなんとかなりそうです😊。

朽ち木を水に沈めてから4~5時間の状況です。

朽ち木の色が濃くなり、水分を十分に含んだように見えます。

産卵セットのセッティング

飼育ケースにまずはくぬぎマットを入れます。

くぬぎマットは、手で握ったときに雫が落ちない程度に水を含ませました。

飼育ケース(くぬぎマットを入れた状態)

次にこの上から水分を含ませた朽ち木を入れました。

朽ち木はくぬぎマットに埋めて表面だけ顔を出すように配置しました。

飼育ケース(朽ち木を入れた状態)

さらにその上に小枝を数本と昆虫ゼリーを入れました。

これで産卵セットのセッティングは完成(のつもり)です😊

産卵セット

完成した産卵セットに、こちらの3匹のクワガタを中に入れます。

本当は雄雌1匹づつが良いのかもしれませんが、コクワガタが飼育ケースの容量に対し、とても小さく感じたので3匹同じ飼育ケースに入れても大丈夫と思いこうすることにしました(素人ですので…😓)。

クワガタを飼育ケースに移す直前、雌のクワガタと小さな雄のクワガタが絡みだし、雌のクワガタが雄のクワガタ脚を顎で挟んで放しません!

そこで、無理に外すことはせず、そのまま、飼育ケースに移したのですが、なかなか外れません…😓 

大丈夫かなぁ

一方、こちらは大きい方の雄です、といってもコクワガタなので小さいのですが、顎を開いている姿は、かっこよく感じます😄。

 

いずれの個体も野外で採取したものです。

このため、雌は交尾をしなくても産卵するかもしれません。

しばらく待って、割り出しをしたいと思います。

(※その2:割り出し編👇に続きます…。)

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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