i-papax’s blog (いきもの)

子供と一緒に捕獲した様々な生き物を飼育しています。素人ですが、飼育方法など実績を基にした情報を発信いたします。

赤い⁈カブトムシが羽化しました!

我が家では5代目となるカブトムシが羽化しました。5代目の親となる4代目の雄のカブトムシに赤みが強い個体がいたため、5代目となるカブトムシでは、より赤くなることを期待していました。結果として、これまでで(我が家史上…😅)最高に赤いカブトムシが誕生しました。

はじめに…

 4年前の夏、子供と一緒にキャンプに行った際、早朝にカブトムシを捕まえました。家に持ち帰り、飼育していたところ、そのカブトムシが卵を産み、そのうち12匹が成虫になりました。その後、2代目も卵を産み、3代目、4代目と続き、2021年7月には5代目となる卵を確認しています。

4代目の飼育からは数が増えて屋内(玄関)のスペースだけでは飼育が難しくなったため、屋外にも分けて飼育しています。屋内飼育のカブトムシでは、赤みが強い雄(オス)のカブトムシがいました。そこで5代目となるカブトムシがより赤くなることを期待して、同じ飼育ケースに雌(メス)の中では色の赤みが強い個体も入れて飼育していました。

4代目の雄のカブトムシ(赤みが強い個体)

但し、雄雌1匹づつでペアリングをした、という訳では無く、飼育の簡易化のために多頭飼育を続けたため、運が良ければ、という気持ちでした。

その際の記事はこちらになります👇

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5代目誕生

産卵

5代目の親となった4代目のカブトムシですが、羽化してそれほど時間が経過していない状況で交尾していることを確認しています。

4代目のカブトムシ

その際の記事はこちらになります👇

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その後、2021年7月にはマットの上に卵があることを発見しています。7月の段階で産卵がそこそこ進んでいたものと思われます。

5代目となる卵

孵化

2021年9月初旬にマットの中の状況を調べています。このとき、既に卵は孵化を終えており、初令から2令と思われる幼虫が13匹健在であることを確認しています。

5代目となる幼虫

幼虫の数は飼育ケース内にいた5代目の親となる4代目のカブトムシの成虫の数(雄:3匹、雌:6匹)に対し非常に少ないのですが、このサイズの飼育ケース(約420mm×約310mm×約270mm)での、これまでの経験(素人ですが4代目までの経験)から、飼育するのに丁度良いぐらいの数だと思いました。

通常、1匹の雌は、20~30個の卵を産むようです。雌が6匹いれば120~180個の卵を産んだ可能性があります。このことを考慮すると1/10以下にその数が抑えられたことになります。過密な環境やマットの量など色々な要因があって、カブトムシにとっては理想の環境ではなかったため、自然淘汰的に数が抑制されたのかもしれません。

最後のマット交換

2022年4月に最後のマット交換を行いました。全部で12匹の幼虫を確認しています。2021年9月の段階では13匹の幼虫がいましたので、残念ながら1匹は☆彡になったようです。

最後のマット交換時の5代目となる幼虫

羽化

2022年6月下旬、飼育ケースの中を観察した際、マットの一部に穴が開いていることに気付きました。その穴の中を覗くと羽化した雄のカブトムシが見えました。

 

孵化した5代目のカブトムシ(雄)

角(ツノ)の部分にはまだ蛹の殻が残っているようなので羽化したばかりの様です。色はかなり赤い感じがします😄。

後日、掘り出すことにしました。

カブトムシの掘り出し

6月下旬の休日、晴天時に屋外で掘り出しを行いました。(※カブトムシにとっては曇っていた方が良かったのかもしれませんが…😅)

マットから出てきたカブトムシ(雄)

掘り出したカブトムシ(雄)

掘り出したカブトムシをみると、「やはり、かなり赤い!」と感じます😄。期待以上に赤い気がします(個人の印象です…😅)。

掘り出したカブトムシ(雌)

一方、雌も雄ほどではないですが、赤みがあるように感じます。

掘り出した結果、雄のカブトムシは全部で4匹でした。いずれも色はかなり赤い気がします。

カブトムシ(雄)

一方、雌は8匹でした。オスと合わせてトータルで12匹です。最後にマット交換した際に確認した幼虫は全てが無事に羽化したようです。

カブトムシ(雌)

赤い⁈カブトムシ

掘り出したカブトムシを一旦、全て飼育ケースに戻しました。

5代目のカブトムシ(成虫)

雄のカブトムシは、太陽光下で見ると、より赤さを感じます😄。

5代目のカブトムシ(成虫)

一方、雌のカブトムシ(上の写真の右上の個体)も黒色というよりは茶色でやや赤みがあるように思いますが、雄ほど赤くは見えません。

雌と比較すると雄の赤さがより明確に感じられると思います。カブトムシは雄の方がより赤みが強く出るのかもしれません。

むすび

我が家にとって6代目となるカブトムシの繁殖に向けて、らくらく繁殖法(カブトムシ (増えすぎない?!)らくらく繁殖法 - i-papax’s blog (いきもの))を続けようと考えています。カブトムシにとって、必ずしも理想の状態ではないかもしれませんが、あまり数を増やすことなく、累代による赤みの増加が進められれば、と考えています。

なお、今回、掘り出しを行ったのは屋内(玄関)に設置した飼育ケースです。屋外に設置した飼育ケースについては、7月に入っても羽化は始まっていないようです。昨年と同様、屋内と屋外の環境の差で、羽化のタイミングが異なっています。屋外の飼育ケースのカブトムシの羽化が済んだら、色の比較をしてみたいと考えています。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事の動画はこちらになります👇 もし、宜しければ動く姿もご覧ください。

 

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