屋外で飼育していたカブトムシの蛹(サナギ)を、一部、人工蛹室に移しました。その約2週間後に雄(オス)のカブトムシの羽化が始まりました。その様子をお伝えします。
はじめに…
3年前の夏、子供と一緒に捕獲したカブトムシが卵を産み、そのうち12匹が成虫になりました。その成虫も卵を産み、現在では4代目となるカブトムシの羽化が始まっています。
2021年6月後半、屋内で飼育しているカブトムシは全て羽化しましたが、屋外で飼育しているカブトムシはまだ、一匹も羽化していない状況でした。屋外の飼育ケース内を確認した際、一部の蛹室を崩してしまったため、蛹室が崩れたカブトムシの蛹(雄と雌)を人工蛹室に移しました。
この経緯の記事はこちらになります👇 ご参考になれば幸いです。
雌のカブトムシの蛹は、人工蛹室に移してから、約10日後の未明に羽化が始まりました。
この時の記事はこちらになります👇 ご参考になれば幸いです。
カブトムシの雄(オス)の蛹の様子
雌(メス)のカブトムシの羽化は一足先に終了しましたが、その後、3日経っても雄(オス)のカブトムシの蛹はまだ羽化していません。
角を含む頭部や脚の部分の色が少し濃くなってきています。右の羽に相当する部分に黒い斑点があるのが気になります。病気等でなければ良いのですが…。
その翌日の蛹の様子がこちらになります。
頭部や脚の色がほんの少し、昨日よりも濃くなった気がします。結果として、この日が羽化の前日となりました。
羽化開始
蛹を人工蛹室に移してから約2週間後の夜、気付くと羽化が始まっていました。時間は午後7時を過ぎたところです。雌(メス)の蛹の羽化は深夜だったので油断していました。今回も、羽化が始まる瞬間を見逃しました😂。
羽化直後のカブトムシの前羽は白く、普段のカブトムシの姿と違うためか、美しさを感じます。この白さが長続きしないこともあって、貴重な感じもします。
羽化から2時間以上が経過して、前羽の色は茶色っぽくなってきました。
まだ、食事はできないと思いますが、オレンジ色のブラシ状になった口もはっきり分かります。
さらにその2時間後、蛹の殻から完全に抜けて(長い角には蛹の殻が付いたままですが…)、動きが多くなったので、人工蛹室から出してみました。
動きが速くて、脚の部分は特にピントが合っていませんが、前羽の色は光沢のある茶色になってきました。
箱の縁によじ登る勢いです!
勢い余って、ひっくり返ってしまいました。腹部の色もまだ茶色の状態です。
まだ、体の状態は完全ではないと思いますので、再び、人工蛹室に戻してしばらく様子をみることにしました。
羽化開始の翌日
羽化開始の翌日、前羽の色はさらに濃く(黒っぽく)なり、頭部とほぼ同じ色になりました。
羽化開始後2日目
さらに一日経ちました。まだ、人工蛹室の中にいます。色は全体的に少し赤みがあるように見えます(光の当たり方が関係しているのかもしれません)。長い角に蛹の殻をつけたままですが、無事に立派な成虫になったと思います。
羽化開始後3日目
羽化から3日後、人工蛹室から取り出しました。餌を食べるようになったら、同じく人工蛹室で羽化をした雌(メス)とペアリングしたいと思います。
羽化開始後9日目
羽化から9日後、気付いたら交尾をしていました。長生きをして、我が家では5代目となるカブトムシにつながることを期待しております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事の動画はこちらになります👇 もし、宜しければ動く姿もご覧ください。
雌(メス)のカブトムシの蛹から成虫への様子はこちらの動画になります👇
人工蛹室の動画はこちらになります👇
先に羽化した屋内のカブトムシの動画はこちらになります。👇
3代目カブトムシの交尾~4代目の卵の孵化まで動画です👇。
手作りの飼育ケージの動画はこちらになります👇