青いザリガニの苦難(6)
前回まで…
近所で捕獲した青い雌のザリガニを赤い雄のザリガニといっしょに飼っています。青いザリガニは以前、赤いザリガニに脚を4本、根元から切られたことがあり、一時期、別の水槽に隔離していました。しばらくして、別のザリガニが抱卵しました。この抱卵したザリガニを単独飼育にしたかったのと、青いザリガニの体の大きさが赤いザリガニとほぼ同等になり、以前の様に一方的に攻められることも減るだろうと考え、抱卵したザリガニと青いザリガニを入れ替えることにしました。
カロチノイドを含む人工飼料で色に変化が…
青い雌のザリガニは捕獲したときから青っぽかったのですが、当初からカロチノイドを含む市販のザリガニ用の餌(人工飼料)で育てています。カロチノイドはザリガニを赤っぽく(オレンジ色や黄色も含む)する色素のようです。現在よりも小さいときに、ややオレンジ色に成ったこともありましたが、脱皮をすると、また青色に戻る、ということが続いています。
(過去にオレンジ色に成りかけた際の記事はこちらを参照頂けると幸いです。👇)
実際に、使っている餌は、株式会社キョーリンのザリガニのエサ にごり・ニオイ対策用です。生きた善玉菌である「ひかり菌」が休眠状態で配合されていて、体内で活性化してフンとともに排泄されて水のにごり・ニオイを抑える、とのことです。
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最近、再び少し色が変わってきたように感じます。オレンジ色の部分が増えてきている様です。でも、背中から尾にかけてはまだ青いです。
争いは絶えず…
体の大きさは青い雌のザリガニが赤い雄のザリガニよりも、大きく成りましたが、爪の大きさは赤い雄のザリガニの方が大きいです。たまに争いが起きています…。
ん!!右の爪が短くなったような…。どうやら右の爪の一部が欠けてしまったようです。赤い雄のザリガニと争った結果なのかもしれません。自切するような場所ではない気がしますので、体液の流出など、少し心配になります。
ところが、争いが絶えない2匹でしたが、遂に交尾にいたりました!㊗
これで仲良く、抱卵、孵化と進むのか…、と思いきや、やはり争いは無くならない様です。
もう、青いとは呼べないかも…
これまで、青いザリガニと呼んでいましたが、お腹側からみると青さを全く感じません。むしろ赤いザリガニに見えますね。尾扇(びせん、尻尾の部分)には白いセメント線がしっかりでているので繁殖は可能なようです。
爪はすっかり赤くなりました。もう、青いザリガニとは呼べないかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。本記事の関連動画はこちら👇になります。もし宜しければご覧頂けると幸いです。(動く姿を見ることができます)
青ザリガニの苦難 その6 The hardships of bluish crayfish #6